セミリタイアやFIRE関係のブログや書籍には共働きすると良いと書かれています。それについては異議は出ません。
それでは片働きと共働きの差はどれくらいなのでしょうか。
共働きは2人で働くから2倍の速さで貯蓄できると思いませんでしたか?私はこの答えを聞いた時に驚きました。そして専業主婦の奥さんをハローワークに連行したいと強く思いました。
結論:夫婦共働きで貯金額は2倍ではなく6倍です。
それではみなさんと共働きと貯蓄額の関係について共有したいと思います。
共働きで貯金額は6倍
まず前提条件として下の片働き家庭を例とします。(ボーナス等考慮せず)
5万円貯蓄しているので優良家計ですよね。
それでは共働きで計算してみましょう。
貯蓄額が5万円から30万円へ増えました。その差は6倍です。
※すべての家庭で6倍になるとは限りません。あくまでも一例です。
2倍じゃなくて、6倍の破壊力はスゴいね。でも私は働かないわ。
子供が幼稚園に入る時にパートを検討してあげる。
もともとは片働きでも生活できていた家計なので、共働きをすれば、もうひとりの給与を全部貯蓄にすることができます。
つまりは収入は2倍に増えたけど、支出は変わらないので、貯蓄額が増えた結果になりました。
1年間と10年間で貯蓄額がどのくらいか比較してみましょう
【片働き】
1年間:5万円×12=60万円
10年間:600万円
【共働き】
1年間:30万円×12=360万円
10年間:3,600万円
一気に差が広がりましたね。共働きのパワーは侮ることなかれ。
共働きは資産を早く作るのに超強力な武器になりますが、他のメリットもあります。
・お互いの専門性を共有することができる。
妻は元看護師ですので、医療や人間の死について話すことがあります。
医療についての質問をすると
それは〇〇だよ。この前のテレビでやってた。
テレビで得た知識で返してくるので信ぴょう性に問題がありますが・・
毎月25万円を20年間投資すると、億り人達成。
ここでは共働きで各人給与25万円、生活費20万円で計算しました。
片働き 25万円-20万円=5万円(貯蓄)
共働き 50万円-20万円=30万円(貯蓄)
毎月の貯蓄30万円のうち25万円の投資をしたとします。
利回り5% 積立期間は20年でシミュレーションすると1億円を超えます。
利回り5%は高いと思うかもしれませんが、過去10年のS&P500の運用実績は年率13%あります。実績を鑑みると実現性は高いと思います。
お互い正社員での共働きが理想ですが、一度、専業主婦等で職場を離れると、再度正社員に戻るのは難易度が高いかもしれません。その時はパートで良いと思います。もともと片働きの給与で生活していたのですから、共働きになれば、一方の給与は全て貯蓄することができます。
「共働き」のほかに「副業」でも同じ効果が期待できます。つまりは全体の収入を高めることが大事です。
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