自転車で沖縄本島一周してみたいと思ったあなた。最高です!ぜひ実行してください。
私は2010年頃に1人で本島一周の旅を行いました。ぜひみんなにも体験してほしいです。
パンクしたり、車に轢かれそうになったりもありましたが、すべてを含めて一生の思い出ができました。
その時の体験談を共有しますので、気になっている方は挑戦してみてください。
私は2009年にしまなみ海道を自転車で走ってから、自転車の楽しさにハマってしまいました。
今はロードバイクを乗っており、ヒルクライム大会(山登り)に出るくらいです。
しかし、早いわけでもなく、ビンディンクは使用せず、素人に毛が生えた程度です。
出発前にしておくこと
備えあれば患いなしと言われているとおり、準備は大切です。
近所を走るわけとは違います。自分の知らない土地を走るのですからトラブルが起きても自分で対処できる準備が必要です。
まずは輪行バックを初めて使うなら、必ず練習してください。
車輪を外したり、リアディレイラーの保護等いろいろやることもあります。私は油で手が汚れるので、不要なタオルや軍手も準備しました。
地図はスマホでも代替できますが、私は地図を利用しました。行ってみたい場所を事前に記入したり、その場で感じたことを記入しました。
パンクについてはチューブ1本があれば大丈夫です。タイヤは必要ないかと思います。心配な場合は、チューブ2本、タイヤ1本あれば完璧ですね。
飛行機で自転車を預ける方法 追加料金は無料です
空港で自転車を預けます。私はスカイマークとANAで預けた経験があります。2010年当時はスカイマークでは追加料金が3,000円程度かかりました。ANAは無料でした。
2021年の各社料金を調べてみました。
JAL・ANA・スカイマークは社無料です。重量制限があり、他の預け荷物との合計が20kgまでならば無料です。個数制限はありません。
クロスバイクでメジャーなジャイアントエスケープR3でも11kgなので、輪行バックの重量を含めても20kg以内に納まりそうですね。
参考までに各社のHPの切り抜きます。
・スカイマーク 無料▼▼
・ANA 無料▼▼
・JAL 無料▼▼
手荷物の注意事項 「ゴムのり」と「工具」は必ず預け荷物にしよう
パンク修理用の「ゴムのり」は手荷物で機内に持ち込むことはできません。引火性があるため、持ち込むことができず保安検査で引っ掛かります。
「工具」は尖っているため凶器になりうるため持ち込むことができません。検査で指摘された場合は、その場で廃棄しないといけないため、自転車と一緒に預け荷物にするほうが賢明です。
タイヤの空気は抜いたほうがいいのか
自転車を預ける前に空気を抜いたほうがいいとの情報があります。私は空気を抜かないで預けてもパンクしませんでした。それ以来、抜かずに預けています。もしパンクしてたらチューブを交換すればいいやくらいに考えています。空気を抜いて預ける場合は空港で携帯用空気入れである程度入れて、近隣の自転車屋さんで加圧するもの良いですね。私の御用達の自転車屋さんは美栄橋駅近くの沖縄輪業さんです。
那覇空港到着したら組み立てて走り出そう
預け荷物レーンで自転車を受け取ります。レーンで流れてくるときもありますし、係員さんが手で運んでくる場合もあります。重いので係員さんに負担にならないように、すぐに受け取りに行きましょう。
自転車の組み立て場所ですが、空港の自動扉を出た歩道で組み立てることができます。下の図の赤丸を参考にしてくだい。歩道が広がっている部分があります。通行人の邪魔にならないように、ひっそりと組み立ててください。
さぁここで出発です。ここで輪行バックが終日まで使わないため邪魔になります。ほかに使用しない物と一緒に、最終日に泊まるホテルに預けましょう。事前に連絡すれば預かってもらえます。荷物は少ない方が疲れません。
那覇から名護 70km(1日目)
1日目は名護を目指しました。ホテルは名護スーパーホテルです。ここのホテルの良いところは、大浴場があり、ブルーシールのアイスが1個無料でいただけることです。疲れを取るには大きな湯船はありがたいです。
名護までの道はとにかくゴッパチ(国道58号線)を北上します。私の計測だと10km進むのに1時間が目安です。なので所要時間は7時間が目安です。寄り道してもいいし、好きな場所で休憩できます。自転車は本当に自由です。
名護→辺戸岬→名護 140km (2日目)一番盛り上がる区間
2日目は地獄でした。きつい坂道があります。その分、一番思い出に残る箇所でもありました。
名護から時計回りに最北端の辺戸岬を目指します。道の駅はすべて立ち寄ります。
北部に行くにしたがい、コンビニがなくなり、スーパーもなくなります。あるのは「〇〇共同店」という地元密着なお店です。このようなお店は私の大好物です。
共同店とは集落の人々がお金を出し合い、運営しているお店です。このようなお店で買い物すると、沖縄に貢献できたような気持ちになれます。
さて、辺戸岬をを過ぎて東海岸を南下します。沖縄自転車一周の旅のメインディッシュはこの箇所です。私は何度も気持ちを削がれ、そのたびに自分を奮い立たせました。
永遠に続く坂道、アップ&ダウンが続きます。最初は下り坂が嬉しく「イエーイ、楽勝だぜー!」と風を切りながら走らせていました。しかし、下り坂の次は必ず上り坂が待っています。上り坂も立ち漕ぎでこなしていましたが、そのうち自転車を押して歩いている自分がいます。
車がほとんど通らないので、「もし、自分が倒れたら誰か見つけてくれるだろうか・・」「もしかしたら、私しかいないパラレルワールドにいるのではないか」といろいろ考えてしまいました。
この日は140kmを走ったので、終日自転車を漕いで終わりです。
名護から那覇 116km (3日目)
名護から東海岸を回って那覇へ向かいます。南部の海の景色が大好きです。海岸線沿いを走るって最高ですよね。南部も坂がありますが、北部ほどではありません。
南部に入るにしたがい、車も増えて、街が賑わっていることに気づきます。南部と北部の街並みの差が激しいです。そこがまた良かったりもしますね。
金武町でタコライスを食べたり、辺野古で基地問題を考えることもいいですね。また戦争の遺産も多くあるので重点的に寄り道するものおすすめします。
自転車で沖縄本島一周して
レンタカーで沖縄一周するのもいいですが、自分の力だけでの自転車旅行も素晴らしいです。一生の思い出になります。
気になった場所へ寄り道できる。細い道も入ることができる。自由度が高いです。
動力は自分なので疲れますが、それが達成感になります。
私の経験を元に、1人でも多くの方が沖縄自転車旅行を楽しいんで頂けると嬉しいです。
くれぐれも事故には気を付けて、地元の住民に迷惑かからないよう沖縄を楽しみましょう。
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