人間はいつか死にます。死から逃げることはできまん。私もあなたも必ず死にます。
健康で若い時は自分が死ぬことを想像することは難しいです。
私も30代までは自分の死について考えることはなかったと思います。というか、考えることから逃げていたのかもしれません。
「あ~、楽しい人生だったな。やりきったな~」と満足感に浸りながら死にたいです。
死は重いテーマですが、今後の人生を有意義なものにし、計画的に行動に移すために「死ぬ前にしたいことリスト10」を考えました。
死ぬ前にしたいことリスト10
改めて見ると、旅行が多いですね。半分以上が旅行関係で自分でも新発見です。こんなに自分は旅行好きなんだろうか・・?
時間とお金があれば達成できそうなことが多いですね。
ベスト3の理由だけ述べます。
家族とフロリダのディズニーワールド旅行
新婚旅行で2016年に行ったのですが、楽しくて最高過ぎました。
また体験したいし、娘にも体験してほしいです。そして、ディズニー好きな人はもちろんですが、好きでない人も是非とも行ってもらいたい場所です。
日本ではランドとシーの2つがありますが、アメリカでは広大な敷地内に4つのテーマパーク(エプコット、マジックキングダム、アニマルキングダム、ハリウッドスタジオ)に分かれていて、各パークへはフェリーや小型ボートで移動できます。スケールが違うなと、驚きの毎日でした。
度肝を抜かれたのは、ほぼ24時間やっていたことです。
アトラクションは深夜2時くらいまでやっていて、その後に食事を摂っているいる人がたくさんいました。
また24時ころからパレードが始まったりして日本では考えられないことが多くありました。
ダイナソーのアトラクション乗り場では、スタッフのマダムから日本語で「恐竜がお腹空いてーる」と笑わせてもらいました。これには本場ディズニーのホスピタリティーに一本取られました。(夫婦で顔をあわせて爆笑した良い思い出)
アニマルキングダムのオープン時には頭の上をプテラノドン(鳥の恐竜)がグルグル回りながら飛ぶ演出に感動しました。
もちろん恐竜でなく、尾が長い鳥(インコ?)だと思うのですが驚きました。
フロリダディズニーワールドでの思い出は、一言でいうと「もう、サイコー!」
入場チケットとホテルの予約は代理店の「ミッキーネット」を使用しました。
いろいろなアドバイスももらえて、丁寧な対応でとってもグーでした。
家族とハワイ旅行
ハワイは結婚する前に今の奥さんと2015年に行きました。
奥さんがとても気に入った様子でしたので、奥さんの笑顔を見たいのでまた行きたい場所です。
特に奥さん一押しだったのが「高橋果実店のツナサンド」です。私は慣れない味で苦手でした・・マヨネーズが日本と違っていてモッタリしていた気がします。
ダイヤモンドヘッドで熱中症で倒れた中国人を介助したこと、観光客があんまり乗らないローカルバスに挑戦したこと。
そして迷子になりかけて、頭がおかしくなってアホなポーズで写真を撮ったこと。すべてが忘れることができない良い思い出です。
娘とNAHAマラソンに参加
私は15年以上連続で沖縄のNAHAマラソンに参加しています。
きっかけは沖縄にひとり旅していた時に、NAHAマラソンのチラシを偶然手にしたことです。
沖縄が好きで、運動も好きだったので自分にぴったりじゃんと合点しました。
実際に参加したら、涙が出そうになるほど感動しました。
沿道の応援がスタートからゴールまで途切れない大会は初めてでした。
以前に東京マラソンに参加したことありますが、普通の沿道の応援はただ見ている人が多く、一部声を出して応援してくれていました。
しかし、NAHAマラソンでは国際通りの2階の洋服店から店員が上半身裸で身を投げ出して応援してくれたり、老人ホームの利用者が並んで応援してくれたり、
バンドが演奏して応援してくれたり・・・
また給水所以外にも沿道の方が勝手にジュースをくれたり、黒砂糖や飴をくれます。
特に子供が「どーぞー」と小さい手で差し出してくれると思わず取ってしまいます。
一言で言うと「もう、サイコー!」
一時期はNAHAマラソンのために生きているといっても過言ではない時期もありました。NAHAマラソン依存症でした。
このように人生を楽しましてくれたNAHAマラソンに娘と一緒に参加したい。
娘がマラソンに参加できる16歳になる時、私は55歳です。もう足腰が弱っているでしょう。
ゴールは娘から背中を押してもらって「お父さん頑張って!」と背中を押してもらってゴールしたいのです。
そのために娘にはフルマラソンを完走できる走力を付けてもらわなくては。
私は60歳で死ぬ(健康寿命と平均寿命)
厚生労働省によると日本人の「平均寿命」は男性81歳、女性87歳です。
私は寿命よりも実際には自分の意志で体を動かすことのできる「健康年齢」が重要だと考えています。
「健康年齢」は男性72歳、女性75歳です。つまり死ぬ前の約10年間はベッドの上で寝たきり、もしくは誰かの介助を得ながら生活することになるのです。
私は仕事で新聞のお悔やみ欄で関係者がいないか毎日確認していました。
90歳以上まで生きる方は多くいましたが、思っていた以上に60代で亡くなる方が多くいました。
悲しいことにもっと若い方の年齢も多く見ました。
その時に強く思ったのが「自分が平均寿命の80歳まで生きれるとは限らない」です。私は消化器系が弱いこともあり、とても平均寿命まで生きれるとは思えません。
自分の中で「自分の人生は60歳までと考えて、人生を楽しむ」と決めました。この決意がセミリタイア志向に大きく影響しています。
【書籍】死ぬ瞬間の5つの後悔
過去に読んだことのある書籍で「死ぬ瞬間の5つの後悔」があります。著者は長年に渡り、緩和ケアの介護に従事し多くの患者を看取りました。その経験を元に書かれた書籍には下記のことが書かれていました。
特に男性の1番の後悔は「働きすぎなければよかった」となります。仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。
この書籍を読んで、先人たちが思うことはきっと自分も思うだろう。この知恵を自分の人生に生かそうと思いました。
働き過ぎず、家族や自分のしたい事に時間を充てるためにセミリタイアを目指すようになりました。友人や関係を続けたい先輩とは連絡を取るように意識しています。
まとめ
健康なうちは自分が死ぬことを想像することは難しいですが、自分の持っている時間は有限です。
みんな死に向かって生きています。
死ぬときに「あ~楽しい人生だったな」と思いながら死にたいと思います。
後悔しないように10のリストを挙げました。いますぐにできる事もあるので、TODOリストのように達成していきたいと思います。
全制覇したら、新しいリストが発生していることでしょう。次は10個でなく20個になるかもしれません。
娘には自分との良い思い出を残したいと強く思います。
私が亡くなった後も「自分はお父さんから愛されてきた」と自己肯定して、良い人生を送ってもらいたいな。
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